秋まつり

今週17日(土)の谷津遊路秋まつりでは、われわれはトリオ編成にて演奏します。この編成もずいぶん安定してきた感じがしますが、いつも崩壊と紙一重にいる感じが個人的にはおもしろいと思っております。とあるテーマソングとしてつくった新曲も演奏します。雨天時は翌日18日(日)に延期です。

ちょっと前から真夜中にデコカズー(デコレーションカズー)を制作するマイブームがあったのだけども、もう落ち着いてきたのでどこかで放出しようかと考えている。自分としては『こけしカズー』と『かずおカズー』が快作だった。こけしはそのままだが、『かずおカズー』はガチャガチャ等でゲットした某楳図大先生のキャラクターたちをカズーに接着させたものだ。いっそ名称は『楳図カズー』でもいいかもしれない。音はふつうだ。

秋まつりはハロウィンパレードその他いろんな出し物等盛りだくさんのようです。話は逸れますが最近読んだ本のなかに『昭和「娯楽の殿堂」の時代』というのがあって、船橋ヘルスセンターのことが詳しく書かれています。ものすごい勢いで娯楽を増産した悪ノリとも言えそうなイケイケ感、ドリフの全員集合、三木鶏郎による愉快なCMソング、谷津のとなりの競馬場前駅は当時「センター競馬場前駅」だったそうだ。そういえば以前公園で話をして激甘コーヒーをごちそうしてくれたおばあちゃんは、ヘルスセンターの開業に深く関係したと話していた。埋め立てビジネスのこともあり思い出深いようだった。社長の発言には、「人間はハダカになれば、貴賤貧富の差はありません。だれでもおなじに楽しめなくてはいけません」というのがあって、三馬の浮世風呂と一緒だ。裸の民主主義。
今ではとてもつまらない商業施設が建っていて見る影もないが、おもしろい場所もあったのだなあと思う。
谷津にもかつて谷津遊園があったし、そちらもきっとおもしろかったのだろうなと往時に思いを馳せながらといったら大袈裟だし思いを馳せるといったことは実際しないだろうが、お祭りのときは子どもらも多く賑やかで活気のある商店街なので当日は演奏以外にも遊路を歩いて楽しんできたいと思う。お近くの方はぜひに。


谷津遊路
京成電鉄谷津駅」下車、改札左手