14日詳細

明日は大田切公園。
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11時と14時の2回演奏する予定です。

フェイヒーのドキュメンタリー「ブラインド・ジョー・デスを探して」を観たあとということと、オーネット・コールマンが亡くなったということで、なんとなくお天道様のもとで彼らへ向けた演奏を勝手だが少しばかりやれたらと思っている。
オーネット氏はずいぶんレコードで聴いたが、ジョー・ヘンリーのアルバムで吹いていたりもしていたからあまり昔の人という感じはしなかったな。最近は自分がコルネットを吹いていたこともあり、氏のサックスではなくトランペットのほうが聴きたくなってレコードを聴いたりしていた。ドン・チェリーもしかり。

フェイヒーに関しては、映画を観た後やはり自分にとっての彼の影響の大きさを改めて実感した次第だ。"requiem for John Hurt"の一番最初のギターの音が自分にとってフェイヒーとの出会いであり、ションベンくさい表現だが青天の霹靂だった。今、これまで自分の中で同時に並ぶことのなかったこの二人の名前が妙にシンクロするのは何故か。極個人的にはジャズの中ではセロニアス・モンクと(フェイヒーと)の共通点を若干こじつけ気味に考えたりしていたこともあったけども。そういえばフェイヒーは何かのインタビューだかで、ジェリー・マリガンやチャーリー・ベンチュラの名前を挙げていたのを記憶している。まあ、とにもかくにも、トーン・音色かと思う。そして今焼酎を少し飲み過ぎただでさえ回転の鈍い脳が狂ったターンテーブルの上でオイルスリックな死のダンスを始めたので、ワインとバラを懐中にイミテーションの蒸気船に乗ってアメリカへ旅立つことにする。人生は山中に伸びる鉄道線路の如し。大人になったプアボーイ。ライオンに喰われてメリークリスマスだ。