あるぱか所感

先日のJFSAバザールでは皆さまありがとうございました。
楽器の増加に伴って近頃の懸案事項だった荷物の軽量・コンパクト化、つーこんで今回はアンクルンと缶蹴りドラムetcを組み込んだ名もなき自作楽器と、バンジョーや笛その他での演奏となりました。
集団になると調子に乗るクソガキども、じゃなかったわんぱく盛りの小学生の坊やたちが集まってきたせいでいろいろオモチャにされたり、演奏中に耐久性に問題ありの自作楽器が文字通り崩壊したりとまあいろいろあったが、そんなの含め楽しくやれてよかったと思う。バザーも終わったころ、演奏中にときどき楽器触ったりして遊んでた一人の5才くらいの男の子が、帰り際にわざわざ「さっきはありがとう」と言いにきてくれて、その時おっさんは正直ちょっと嬉しかった。突然滝に打たれたいような気持ちになりました。

行きの道中は会場近くまで来てから、どうしたことかひとつ道を間違えたことをきっかけに完全に方角がわやになって道に迷い、予定より1時間ほど遅れてしまった(スミマセン)。後で地図で確認したら会場から5㎞ほども離れた場所をさまよっていたようだ。先週一週間は自分にできる唯一の追悼のつもりで水木漫画を毎晩読んでいたのだが、この時ばかりは自分があの「メガネ出っ歯の男」になった気分だった。
帰りは帰りでもう余裕のつもりでいい加減に道を選んでいったら渋滞にはまり、イライラしたり臀部が痛くなったりする度にお遍路に行きたい気持ちになった。まあおかげで久しぶりにBuit to Spillのアルバムをたっぷり聴けてよかった。先日にインディーやらオルタナみたいな話をしたのでムラムラと聴きたくなり道中のお供にしたのだが、やはりむかしたくさん聴いたアルバムというのはいい。例えば”car”という曲があるが、この曲など運転免許のない十代の頃に好きだった曲で、時を経ていま渋滞の車の中で”car”を聴いて歌っているというのは偶然つまらない洒落みたいになったが、経たなあ、と思った。しまった、このネタもなつかしいな。

つーこんで年内のアルパカの演奏はこれにておしまいになるかと思いますが、時期が来たらテーマソングの件などまたいろいろお知らせいたします。では。